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<いちおし土産>万葉集ゆかりの風味

右から「言玉」「天平浪漫」「天甜酒」

◎8月の和菓子3品/まめいち(仙台市青葉区)

 仙台市青葉区の「まめいち」は、職人幾世橋(きよはし)陽子さん(43)の創意工夫が込められた和菓子を月替わりで提供する。8月のテーマは「万葉集」。歌集が詠まれた奈良時代ゆかりの食材で作る3品は、食べるのがもったいないほどに美しい。
 赤、紫、黄、青丹(あおに)で彩った和菓子は「天平浪漫(ろまん)」。「奈良時代は保存のため牛乳を煮詰めて『蘇(そ)』という塊にしていた」と幾世橋さん。万葉集に登場するナツメと共にあんで包んだ。軟らかい蘇の食感とナツメのサクサク感が絶妙な口当たりだ。
 水菓子「天甜酒(あまのたむざけ)」は甘酒の寒天にショウガの千切りを入れ、爽やかに仕上げた。藻塩を使ったようかん「言玉(ことだま)」は、中から丸い寒天がコロッと飛び出すのも楽しい。
 幾世橋さんは「お客さんとの会話がインスピレーションの源。奈良時代を想像しながら味わってほしい。来月の和菓子もお楽しみに」と話す。

[メモ]天平浪漫400円、天甜酒と言玉は300円。予約可。28日まで夏休みで、29〜31日は営業。10席あり飲食も可。午前10時〜午後4時。水・木曜定休。青葉区本町2丁目19の9クリスタルパレス本町ビル東側2階。連絡先は022(302)4720。



 


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2019年08月22日木曜日


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