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石巻・南極海最後の調査捕鯨 頒布 鯨肉求め長蛇の列

鯨肉を求め多くの人が列をなした頒布会

 宮城県石巻市は21日、南極海での最後の調査捕鯨で捕獲された鯨肉を市民に販売する頒布会を宮城県石巻合同庁舎で開いた。
 ミンククジラの冷凍赤肉(1パック約540グラム)が市価の半値程度の1300円で販売された。販売開始前から購入客が列を作り、用意した約700パックは約2時間で完売した。
 同市鮎川浜を拠点とした捕鯨船の船員だったという千葉敦さん(78)は家族で計20パックを購入。「鯨肉は昔からなじみの深い食材。商業捕鯨の再開で再び手に入れやすい環境になったらいい」と話した。
 今回販売した鯨肉は、昨年12月から今年2月に南極海で実施した調査捕鯨の副産物。日本は国際捕鯨委員会(IWC)を6月末に脱退し、7月に商業捕鯨を再開。南極海や北西太平洋での調査捕鯨は終了した。
 来年度以降の頒布会について、市水産課は「鯨肉の在庫状況を見ながら内容を検討したい」と説明した。


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2019年08月22日木曜日


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