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W杯・バスケ男子強化試合、日本健闘及ばず アルゼンチンに93−108

日本―アルゼンチン 第2クオーター、ダンクシュートを決める八村

 バスケットボール男子の強化試合は22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、31日に中国で開幕するワールドカップ(W杯)に出場する世界ランキング48位の日本は同5位のアルゼンチンに93−108で敗れた。日本は24日に同22位のドイツ、25日に同51位のチュニジアと対戦する。
 日本は序盤から八村(ウィザーズ、宮城・明成高−米ゴンザガ大出)や馬場(A東京)らが得点を重ね、アルゼンチンと競り合った。3点を追って入った後半に渡辺雄(グリズリーズ)の得点などでリードした時間帯もあったが、勝負どころで3点シュートを防げなかった。

◎多彩な攻撃機能、八村23得点 守備崩壊108失点

 収穫と課題がくっきり分かれた。日本は世界ランキング5位のアルゼンチン相手に93点を挙げ、攻撃は機能。八村が23得点、5アシストとけん引した。一方、守備は108失点と崩壊した。
 第1クオーター最初の攻撃。日本は、八村で攻める姿勢は明確だった。12日のニュージーランド戦と同様、ゴール下でスクリーンをもらい、右から左サイドに移動した八村がパスを受けて難なく得点。確実に期待に応えるエースの存在でチームが落ち着く。
 その後も、左サイドからのドライブ、ポストプレーなど多彩な攻撃で得点を重ねる。相手が2人がかりでマークに来れば、外にボールをさばき、味方の3点シュートをお膳立て。「(チームとして)どこからでも点が取れる強みを出せた」と振り返る。
 一方、守備は散々だった。元NBAや欧州のリーグの選手で構成されたアルゼンチンに、3点シュートを16本も決められた。ピックアンドロールからのドライブに付いていけず、カバーが遅れ、外の選手にパスを回された。ゾーンディフェンスが機能した時間はあったが、一過性。ハイスコアの試合は最終クオーターに息切れした。八村は「相手は冷静で余裕があった」と語る。
 八村も守備では存在感を発揮し切れていない。攻撃以上に守備は1人の力ではどうにもならない部分が大きい。「(チームとして)守備が甘い。修正しないといけない」。課題は明らかだった。(佐藤夏樹)


2019年08月23日金曜日


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