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福島・ロボット試験施設施工トラブル 県が工期2ヵ月延長へ

 福島県などが浜通りに整備中の「福島ロボットテストフィールド」のうち、南相馬市原町区で進む大水槽の建設工事で傾きなどのトラブルが続いた問題で、県は現場の経過観察を続ける必要があるとして、工期をさらに2カ月延ばして10月までとする方針を固めた。
 地中に造られた鉄筋コンクリート製の水槽は6月中旬、周囲に巡らせた土留めの鉄板の一部を引き抜いた際に傾いた。砕石を敷いた土台の沈下が原因とみられるが、詳しくは分かっていない。県によるとさらなる傾きは起きていないが、工期を延ばして観察を続けることにした。
 また、6月上旬に見つかったコンクリートのひび割れからの地下水の染み出しが現在まで止まっていないことも分かった。薬剤注入などの補修工事を10月までに完了させる。経過観察や補修工事の費用は施工を請け負った東北建設(南相馬市)が負担するという。
 水槽の工事は2018年8月〜今年6月の予定だったが、トラブルを受けて8月まで延長していた。建屋部分の建設工事の工期(18年12月〜20年2月)への影響に関し、県ロボット産業推進室は「現時点で影響はないが、状況に応じて柔軟に再設定する」と述べた。


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2019年08月23日金曜日


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