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北海道新幹線の31年札幌延伸、東北と経済連携探る 27日・仙台小樽商大がセミナー

 2031年春に予定される東北・北海道新幹線の札幌延伸に向け、小樽商科大(北海道小樽市)は27日、北海道と東北の経済連携を探るセミナー「ソーシャルサイエンスカフェ」を仙台市で開く。
 マーケティングが専門の近藤公彦副学長が「北海道新幹線時代のマーケティング」と題して講演する。延伸により、仙台圏は外国人旅行客が急増する北海道ニセコ地区と日帰り時間内で結ばれることになり、観光連携の可能性などについてアンケートや研究を交えて説明する。
 小樽商科大はマーケティングを中心に経営分野の研究に強みを持ち、社会人向けビジネススクールも備える。札幌市のJR札幌駅近くで経済活性化を探るセミナーを約10年開いており、新幹線延伸を見据えて仙台に初進出する。昨年、仙台市に初めて入試会場を置いたことも契機になった。
 江頭進副学長は「何もしなければ、マーケットの食い合いやストロー効果で新幹線開通はマイナスになる。シナジー効果を生む経済圏の確立に向け、東北の経済界や行政、大学と関係を強めていく第一歩にしたい」と語る。
 10月11日と11月1日にも開催し、小樽商科大の教授が講演する。いずれも仙台市青葉区のアエル28、29階「エル・ソーラ仙台大講義室」で午後7時から。入場無料。


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2019年08月23日金曜日


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