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<岩手知事選>立候補者の訴えと横顔/子育て世代支援を拡充 及川敦さん(52)無新(自推)

 任期満了に伴う岩手県知事選は、ともに無所属で、4選を目指す現職達増拓也氏(55)と元県議の新人及川敦氏(52)が、県政の在り方を巡って激しい争いを繰り広げている。投開票は9月8日。両候補の訴えと横顔を紹介する。

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 一度は政治の世界から身を引いたが、再び使命感が燃え上がった。「古里に身を尽くし、岩手の政治を変えたい」と語る。
 政治と距離を置いたこの4年間は、保育所運営に従事していた。一緒に駆け回ったり、ご飯を食べたりする日々を過ごし「子どもたちから相当いじられた」と苦笑いする。
 「園長先生」は「働く世代にとって子育て支援制度がマッチしていない」と痛感。選挙公約に子育て世代が働きやすいよう時間や職務を限定した正社員制度、保育士の処遇改善制度の創設を盛り込んだ。
 一方で現県政に対する評価は手厳しい。「知事は市町村長から直接要望を聞かず、一度対立したら会おうともしない」と批判し「いたずらに国と対立し、県民利益を損なっている」と現状を憂う。
 目指すのは「身近で明るい親しみある県政」。「一年の半分くらいは地域に泊まり、膝詰めで話せる知事になりたい」と語る。
 学生時代に都議の事務所で選挙運動を手伝い、政治家に求められる熱意や覚悟を実地で学んだ。趣味は海釣りで、休日は三陸でのんびり釣り糸を垂らすのが何よりの息抜きという。

【おいかわ・あつし】八幡平市出身。慶大卒。衆院議員秘書などを経て95年から盛岡市議1期、99年から県議を通算3期。17年から学校法人理事長。


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2019年08月24日土曜日


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