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被災地の思い音に乗せ 関東在住の東北出身者が演奏会 郡山

息の合った演奏を披露するメンバー

 関東在住の東北出身者でつくるアマチュア金管アンサンブルグループ「みちのくブラスアンサンブル(みちブラ)」は23日、郡山市の朝日病院でコンサートを開いた。集まった患者ら約40人が迫力のある音色と息の合ったハーモニーを楽しんだ。
 みちブラは2013年に結成され、現在は東北6県出身の演奏家24人が在籍している。東日本大震災からの復興支援や、被災記憶の風化を防ごうと東北や関東で演奏活動を続けている。
 コンサートではメンバー6人がロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲や、ディズニー映画「アラジン」の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」など5曲を演奏。「会津磐梯山」や「斎太郎節」など東北の民謡を盛り込んだオリジナル曲「行進曲『東北魂』」も初披露した。
 メンバーのトランペット奏者で仙台市出身の岩崎井織さん(43)は「音楽を楽しんでもらうだけでなく、毎年回っている東北ツアーで実際に見てきた被災地の現状を東京でも発信し続けたい」と話した。
 24日に宮城県女川町、25日に石巻市、31日に宮城県南三陸町と気仙沼市、9月1日に気仙沼市のイベントでも演奏する。


2019年08月24日土曜日


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