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<ベガルタ>勝ち切れず 道渕先制点も2点目遠く

仙台―湘南 前半44分、左からの折り返しに合わせて、仙台・長沢(右)がシュートを放つも湘南・GK秋元に阻まれる(小林一成撮影)

 真っ向勝負は痛み分けに終わった。仙台はハードワークを続け、放ったシュートは湘南より10本も多い17本。渡辺監督が「大きく悲観するつもりはない」と言うように、攻守に不具合は少なかった。ただ、求めたのは勝ち点3。勝つためには、自分たちの土俵で戦う時間をもう少し増やす必要があった。
 後半23分の先制点は今の仙台の特長であるカウンターで奪った。前線で石原直が時間をつくり、左サイドの阿部に展開。攻め上がった永戸が右足でミドルシュートを放ち、相手に当たったこぼれ球を道渕が押し込んだ。「(永戸)勝也が右足に持ち替えた時はいつも狙っている」と道渕。狙い通りの得点だった。
 ただ、その後はコンパクトな陣形でボールを動かす仙台のスタイルは影を潜め、中盤にぽっかりスペースが空く時間帯が続く。相手に波状攻撃を許し、後半31分に追い付かれた。「自分たちがボールを持ってゲームを落ち着かせる部分がかなり足りなかった」と松下。ハーフタイム、渡辺監督の「オープンな展開は避けよう」との指示を遂行しきれなかった。
 内容は悪くないが、勝ち切れない展開が3戦続く。残るは10試合。道渕は「サッカーの質にこだわれば、おのずと結果は出る」と前を向く。J1残留、そして上位進出へ正念場となる終盤戦。そろそろ手応えを確かな形にしたい。(斎藤雄一)


2019年08月25日日曜日


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