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<二本松城跡>上水道の構造判明 発掘調査説明会

上水道の遺構を見学する市民ら。溝や竹管が張り巡らされている

 福島県二本松市教委は24日、国史跡「二本松城跡」(二本松市)で実施した発掘調査の現地説明会を開き、市民ら約150人が参加した。
 調査は城跡の観光交流施設の建築を前に、昨年6月に始めた。二本松藩の筆頭家老丹羽図書(ずしょ)の屋敷跡約2000平方メートルを調べた。
 説明によると、おけと竹管をつないだ遺構や、排水処理に使われた溝の跡が多数出土し、江戸時代の上水道施設の構造が明らかになった。屋敷が1868年の戊辰戦争で焼失したことも判明。市は調査結果を城跡の保存・継承に活用する。
 二本松城は、1643年に初代二本松藩主になった丹羽光重により近世城郭として整備された。二本松は10万石の大藩だったが、戊辰戦争で激しい攻防の末に落城した。


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2019年08月25日日曜日


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