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郡山市にある富岡町仮設住宅で最後の夏祭り 盆踊り、縁日 町民らでにぎわう

スーパーボールすくいを楽しむ子どもたち

 福島県郡山市富田町にある福島県富岡町の仮設住宅で24日、夏祭りがあり、町民や地元住民らでにぎわった。県による東京電力福島第1原発事故で被災した町民ら向けの仮設住宅(借り上げ型を含む)の無償提供が来年3月末で終了するため、今回が最後となった。
 夏祭りでは民謡やダンスのステージが繰り広げられ、手打ちそばや郡山グリーンカレーが販売された。富田町に伝わる富田音頭が披露されたほか、盆踊りもあった。ミニ縁日コーナーでは家族連れがスーパーボールすくいなどを楽しんだ。
 仮設住宅には原発事故直後、富岡町のほか同県双葉町、川内村から避難した住民も暮らし、最大で500世帯を超えた。8月1日現在、富岡町の10世帯10人が入居する。
 仮設住宅終了に伴い、敷地内で富岡町社会福祉協議会が運営する生活復興支援センター「おだがいさまセンター」も閉所する。夏祭りはセンターが開所した2012年から毎年、町社協が開催してきた。
 富岡町から同県大玉村に避難する無職志賀実さん(70)は「一番規模が大きく、みんなが集まりやすい場所だった。なくなるのは寂しい。避難者が交流できるイベントを別の場所で企画してほしい」と話した。


2019年08月25日日曜日


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