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釜石で女性殺害 「恨み持たれる人では…」 一様に驚きの声

 「世話好きで多趣味。恨みを持たれるような人ではない」「優しくて友人が多かった。信じられない」。岩手県釜石市甲子町で起きた焼死殺人事件。殺害された上野誠子さん(78)を知る人たちからは、一様に驚きの声が上がった。
 周囲の住民によると、上野さんは10年以上前に夫と死別。釜石市役所を退職した後は合唱や写真など趣味のサークルに参加し、地域活動にも熱心だった。
 70代の女性によると、上野さんは甲子公民館で20日にあった合唱の練習に参加し、午後4時ごろ解散したという。女性は「変わった様子は全くなかった。食事したり温泉に行ったり、仲良く付き合っていた」と話す。
 別の70代の女性は22日ごろ、上野さん方の近隣住民から「家の明かりがずっとついている。洗濯物も出しっ放しだ」という話を聞いた。「心配して何度も電話をかけたが出なかった」と言う。
 「足が悪い私を気遣い、よく家を訪ねてくれた」と振り返るのは、近くに住む90代の女性。最後に会ったのは15日ごろだった。「何十年ものお付き合い。こんな目に遭う人じゃない。100歳を超えるお母さんや近くに住む娘さんがかわいそう」と涙ぐんだ。


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2019年08月26日月曜日


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