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南相馬・災害公営住宅で初の夏祭り

盆踊りに加わる団地入居者ら

 福島県南相馬市原町区にある災害公営住宅「南町団地」で25日、団地管理人会主催の初の夏祭りがあった。入居者らが、よさこい演舞を披露したグループと一緒に盆踊りの輪に加わり、楽しいひとときを過ごした。
 団地は、東京電力福島第1原発20キロ圏内から避難した福島県浪江町と南相馬市小高区の住民を中心に、5棟(255世帯)に1日現在、233世帯が入居する。原発事故から8年半近くたち、1人暮らしの孤立を防ぐといった狙いから夏祭りを企画した。
 管理人会によると、約350人分の軽食引換券を配布した。会場の団地駐車場に集まった入居者を前に、浪江町や楢葉町などのよさこい踊り7団体が総踊りなどで盛り上げた。
 小高区から避難し、1人で入居する主婦星ツヤ子さん(84)は「盆踊りを覚えたと思ったら終わってしまったが、楽しい。気分が明るくなる」と話した。
 管理人会の鶴島一浩代表は「孤独死を出さない取り組みが大事で、祭りもその一環。常日頃、新聞受けに新聞がたまっていたり洗濯物を数日取り込まなかったりした場合、役員が声掛けするよう徹底している」と語った。


2019年08月26日月曜日


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