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盛岡市長に谷藤氏5選 地力発揮で接戦制す、2新人反現職票を奪い合い

5選が決まり、花束を手にあいさつする谷藤氏(右)=25日午後11時40分ごろ、盛岡市盛岡駅前北通の事務所
落選が決まり、支持者に頭を下げる内舘氏(右)=25日午後11時45分ごろ、盛岡市菜園の事務所
落選が決まり、支持者に礼を述べる福井氏(左)=25日午後11時50分ごろ、盛岡市本町通の事務所

◇盛岡市長選開票結果(選管最終)

 当54483 谷藤 裕明 無現
  50242 内舘  茂 無新
  21332 福井 誠司 無新

 25日に投開票が行われた盛岡市長選は、開票率96%まで勝敗の見えない接戦となった。最後は無所属現職の谷藤裕明氏(69)が地力の差を見せつけて5選を決めた。ともに無所属新人の会社役員内舘茂氏(52)と元県議福井誠司氏(60)は、互いに現職批判票を食い合う形となった。

 25日午後11時半ごろ、当選確実の知らせに谷藤氏の事務所はお祭り騒ぎ。歓声に迎えられた谷藤氏は「告示直前まで公務で動けなかったが、皆さんの支えで今日の日を迎えられた」とあいさつした。
 陣営幹部は「厳しい戦いを覚悟し、こちらが追い上げる気持ちで一貫して臨んだ」と振り返る。谷藤氏は「行政は継続が大事。手掛けた事業をやり遂げる」と述べ、新バスセンター整備などの完遂を誓った。
 一方、2度目の挑戦も4241票差で敗れた内舘氏は、市内の事務所で支持者に「力不足だった。期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。
 「有権者に政策を届ける努力が足りなかった。自分の責任だ」と選挙戦を振り返る内舘氏。「後援会や若い仲間たちは140点の協力をしてくれた。感謝している」と話し、支持者一人一人と握手を交わした。
 福井氏も市内の事務所で悔しさをにじませた。「地上戦重視のはずが十分回り切れず、空中戦も中途半端だった」と敗因を分析。陣営幹部は「組織票には勝てなかった。後は谷藤さんのやり方を見極めるだけだ」と語った。


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2019年08月27日火曜日


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