山形のニュース

<酒田市長選>候補者の横顔

阿部寿一(あべ・じゅいち)酒田市出身。東大卒。旧建設省を経て1999年旧市の市長選で初当選、合併後の新市を含め計4選。2012年衆院選山形3区で当選し、14、17年は敗れた。母、妻、次男と4人暮らし。
丸山至(まるやま・いたる) 酒田市出身。山形大卒。市財務部長、総務部長を経て2012年から副市長を務めた。当時の現職の死去に伴う15年市長選で初当選した。妻と次女、長男と4人暮らし。

 25日告示された山形県の酒田市長選は、ともに無所属で、元市長で元衆院議員阿部寿一さん(60)=国民推薦、社民支持=と、再選を目指す現職丸山至さん(65)=自民・公明推薦=が9月1日の投開票日に向けて論戦を繰り広げている。両候補者の政策や横顔を紹介する。

◎阿部寿一さん(60)=無元(2)(国推、社支)/地域と生活者最優先

 旧酒田市を含めて4期目途中まで13年間務めた市長職を現職から取り戻す決意だ。国政から市政に復帰した経緯について「国会を目指したのも古里を良くするためだ。地元がおかしくなっていくのを黙って見ていられない」と強調する。
 市長時代には山形県立日本海病院と市立酒田病院の経営統合を実現させ、今では成功例として全国から注目を集める。「地域と生活者を大事にする政治に戻さなければならない。現市政は一部グループに偏った事業を優先させ、財政を悪化させている」と指摘する。
 「公明公正で、市民や国民に寄り添って生活に夢や希望を見いだせる行政を実現させる」のが政治家としての基本姿勢だ。
 テニスやスキー、登山といった運動好きで、クラシックとジャズを中心に音楽鑑賞も趣味。必要に迫られて始めた自宅の庭いじりが最近は楽しくなってきた。

◎丸山至さん(65)=無現(1)(自・公推)/駅前の再開発を推進

 大手スーパーが1997年に撤退、更地となっていたJR酒田駅前。図書館やホテルなどの複合型施設を2021年度に完成させる再開発計画を推進し、今年1月の着工にこぎ着けた。
 来年秋には一部が先行オープンする予定で「民間主導の再開発が2度も頓挫し、20年以上も『駅前が寂しい』と言われてきたが、もう聞かずに済む」と1期目の成果として自負する。
 約40年にわたり市職員や副市長として4人の市長を支えたが前回市長選で周囲に推された。「市長は職員とは権限も責任も全く違う。多くを実現でき、やりがいのある仕事だ」と話す。2期目は成長の芽を具体的な経済効果などに結びつけたいという。
 趣味だったゴルフは、副市長になってから一度もしなくなった。「市長はけがをしてはいられない」と言い、昨年生まれた孫との電話が今の楽しみだ。


関連ページ: 山形 政治・行政

2019年08月27日火曜日


先頭に戻る