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軟らか「ハチ公」感情豊かに AI駆使し鳴き声変化 山形大グループが開発

ゲルハチ公と開発リーダーの小川純・山形大准教授

 山形大工学部の小川純准教授らのグループは、軟らかなゲル素材を活用した犬型ロボット「ゲルハチ公」を開発した。大きさや形は「忠犬ハチ公像」(東京都渋谷区)の試作品として作られ、JR鶴岡駅構内に展示されている「鶴岡のハチ公像」(鶴岡市)を再現。人工知能(AI)を駆使して発する鳴き声や光で感情を表現できるのが特徴だ。
 ゲルハチ公は幅35センチ、奥行き1メートル、高さ86センチ。首から頭部にかけてと前足部分がゲル素材で、本物の犬のように軟らかい。
 首と頭部に搭載されたセンサーが音と画像、触覚を感知。首に巻いたスカーフ下の発光ダイオード(LED)テープライトが点灯して喜怒哀楽を計24色の光で表現するほか、感情に応じて鳴き声を変化させる。表現する感情はAIが周囲の状況から日々学習していくという。
 原型となった「鶴岡のハチ公像」は、忠犬ハチ公像の作者が1947年に試作品として制作した石こう像。ゲルハチ公は「鶴岡ハチ公像保存会」(鶴岡市)が所有する繊維強化プラスチック(FRP)製レプリカを3Dプリンターなどで再現した。
 ゲルハチ公は9月3〜9日開催の「超福祉展2019」で、JR渋谷駅に近いメイン会場「渋谷ヒカリエ」に展示される。


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2019年08月27日火曜日


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