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大船渡でサンマ23トン初水揚げ 豊漁遠く「昔は何の心配もなく取れたが・・・」

本漁期を迎えたサンマの初水揚げ=27日、大船渡市魚市場

 サンマの水揚げ本州一の大船渡市に27日、本漁期のサンマ23トンが初水揚げされた。例年よりも漁場が遠く、魚体は昨年よりも小ぶりが目立った。
 地元の大型サンマ漁船2隻が23、24の両日に1600キロ離れた北太平洋の公海で漁獲した。通常の操業海域よりも東側で、第18三笠丸の三浦博幸漁労長は「群れが薄く、どの船も苦戦している」と話した。
 120グラム未満の魚体が4割を占め、1キロ当たり平均単価は827円で昨年より179円安かった。
 市魚市場では「小さいし鮮度も良くない」という評価の一方「5〜7月に実施した公海操業での実績に比べれば、想定よりはいい」と今後の漁獲に期待する声も聞かれた。
 サンマ漁は過去4年、不漁が続いている。今年は9月中旬まで低調に推移すると予想されており、水産関係者は影響を懸念する。魚市場の佐藤光男専務は「昔は何の心配もなく取れたが、難しい魚になった。消費者が離れていかなければいいが…」と話した。


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2019年08月28日水曜日


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