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<仙台・折立中自殺>市教委、答申内容を市長に報告 

郡市長(右)に答申内容を説明する佐々木教育長

 仙台市青葉区の折立中2年の男子生徒=当時(13)=が2017年4月に自殺した問題で、佐々木洋教育長は28日、市教委の第三者機関が提出した答申などを郡和子市長に報告した。答申は「いじめを中心とした複数の要因」が自殺につながったと分析し、教諭による体罰が「いじめを助長」したと厳しく指摘した。
 佐々木教育長は答申を踏まえた再発防止策、答申に対する遺族の所見書も併せて説明した。再発防止策は31項目。いじめ防止の理解度を教職員が自己点検するシートを導入する。「新たな再発防止策を速やかに実行し、教職員一人一人に浸透させたい」と語った。
 郡市長は「悲しい事案が二度と起こらないよう市教委をバックアップする。全庁を挙げていじめ防止に取り組む」と強調した。所見書によると、遺族は答申を受け入れる意向で、郡市長は再調査に関し「早いうちに判断する」と述べた。
 遺族が求める当時の校長や担任、市教委の担当部長らの処分に関し、佐々木教育長は「懲戒基準にのっとって判断する」と語った。
 答申は9日に提出された。いじめの加害生徒6人を特定し、匿名で明記。いじめ8件、教諭による体罰2件をそれぞれ認定した。


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2019年08月29日木曜日


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