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蔵王のナシ出荷始まる わせの幸水、甘さ十分

ナシの選果作業に励む生産者ら

 宮城県内一のナシ産地として知られる蔵王町で28日、わせの主力品種「幸水」の出荷が始まった。春先の霜害や6、7月には長雨や低温が続いたが、梅雨明け後は天候に恵まれ、例年並みの生育状況という。
 初日は同町円田のみやぎ仙南農協蔵王梨選果場に約2トンが運び込まれた。農家の女性たちが1個ずつ選別機のレーンに載せ、光センサーなどで測定した甘さや大きさごとに箱詰めした。
 低温多雨の影響で果皮に黒い斑点ができる「黒星病」の多発が心配されたが、目立った被害はないという。同農協蔵王地区なし部会長の斎藤秀俊さん(56)は「大きさにばらつきはあるが、甘くて品質もいい。ジューシーな蔵王のナシを味わってほしい」と話した。
 同部会の67人が70ヘクタールでナシを栽培。収穫は「豊水」「あきづき」「新高」と10月下旬まで続き、選果場から前年度比約20トン減の750トンほどを出荷する見通し。町全体の生産量は平年並みの1500トンを見込む。
 9月7、8日には町ございんホール前で「第7回みやぎ蔵王梨まつり」があり、幸水を中心に直売する。


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2019年08月29日木曜日


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