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<楽天>則本昂 乱調 2回4失点 マウンドでイライラ

2回に3失点し、ベンチに戻る東北楽天先発の則本昂(川村公俊撮影)

 打者を圧倒する本来の力強さは見えなかった。東北楽天の先発則本昂が2回4失点。先発登板では新人だった2013年の1回4失点での降板に次ぐ短いイニングでのKOに「何もないです」。ベンチでぼうぜんとグラウンドを見つめた。
 最大の武器である直球がさえない。一回に許した4安打のうち、3本は直球をはじき返された。調子のバロメーターである持ち球をことごとく打たれ、マウンド上で浮かない表情を見せた。2死一、二塁からは清田に変化球を中前適時打とされ先制点を許した。
 不安定な投球は二回も続いた。1死から田村(青森・光星学院高出)、平沢(仙台育英高出)の連打で一、二塁に。荻野をボテボテの投前ゴロ(記録は内野安打)に詰まらせたが、一塁へ悪送球。ボールがファウルゾーンを転がっている間に二走田村の生還を許し、思わず天を仰いだ。動揺は明らかで、この後、中村奨の適時二塁打などでさらに2点を奪われた。
 「平常心でないように見えた」と平石監督。二回までに2度も伊藤投手チーフコーチがマウンドに向かうなど、首脳陣はいら立ちを募らせる右腕を立ち直らせようとしたがかなわなかった。
 クライマックスシリーズ(CS)進出にはエースでの確実な勝利が必須。それだけに則本昂の状態が心配だ。(伊藤卓哉)


2019年08月29日木曜日


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