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香り立つ風情 宿場町の歴史にちなみお茶発売 宮城・大和

鮮やかな緑色が映える「春風」
新商品「春風」の試飲を勧める矢部社長(左)

 宮城県大和町観光物産協会は、茶どころの宿場町だった同町吉岡の歴史にちなみ、お茶の新商品「春風」を発売した。矢部園茶舗(塩釜市)が製造し、町の観光案内所「吉岡宿本陣案内所」で販売している。
 春風は煎茶。静岡県産の最上級茶葉を厳選した。商品名は、明和3(1766)年、吉岡で製茶業を営む菅原屋篤平治が京都の左大臣九条尚実に5種類の製茶を献上した際、和歌<春風の香ほりもこゝに千世かけて花の浪こす末の松山>と歌言葉を用いた五つの茶銘が与えられ、その中の一つから名付けた。
 発売日の10日に本陣案内所であった試飲会で、同町の女性(53)は「甘みと渋味が調和し、さっぱりしておいしい」と堪能した様子。矢部園の矢部亨社長(51)は「歴史ある宿場町のお土産として親しまれるようになってほしい」と話した。
 商品デザインは、かつて菅原屋に掲げられた看板の書体を基に制作。町観光物産協会の佐々木久夫会長は「新しい目玉商品を多くの人に味わってほしい」とPRした。
 「春風」は1袋80グラム入り1080円。連絡先は町観光物産協会022(345)7501。


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2019年08月30日金曜日


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