宮城のニュース

閖上進出のスーパー 来年7月開業 水産品販売を強化 宮城・名取

地鎮祭であいさつする伊藤社長

 食品スーパー伊藤チェーン(宮城県柴田町)は29日、東日本大震災の復興まちづくりが進む名取市閖上地区に建設する商業施設「ゆりあげ食彩館(仮称)」を、来年7月上旬に開業させる見通しを明らかにした。現地であった地鎮祭後、同社の伊藤吉一社長が報道各社の取材に答えた。
 ゆりあげ食彩館は、県道塩釜亘理線沿いの市有地約1万7200平方メートルに建設。店舗は鉄骨平屋で延べ床面積約5700平方メートル。スーパーを核店舗とし、ドラッグストアのマツモトキヨシ、100円ショップのセリアなどがテナントとして入る。9月中旬に着工する。
 スーパーは7000〜1万点の品ぞろえを想定している。漁港や水産加工団地が位置する地域特性を生かし、水産品の販売を強化する方針。産直コーナーや海鮮を売りにした飲食コーナーも設け、差別化を図る。
 閖上地区では7月末現在、1306人が暮らす。仙台市や岩沼市、亘理町など近隣からの集客も狙い、日曜で3000人の来店を見込む。
 伊藤社長は「取れたての魚をメインに道の駅のような商業施設にしたい。閖上への移住者が増えるよう、魅力ある店づくりをしたい」と話した。
 震災後、閖上地区に進出するスーパーは、食彩館が初めて。約50人が出席した地鎮祭で、山田司郎市長は「地域住民が待ちに待った施設だ」とあいさつした。


関連ページ: 宮城 経済

2019年08月30日金曜日


先頭に戻る