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宇宙の不思議分かりやすく ブラックホール初撮影の本間所長が出前講座 加美賀美石小

「ブラックホールの重さは太陽の65億倍」と話す本間所長

 史上初めてブラックホールの撮影に成功した国際プロジェクトで、日本チームの代表を務めた国立天文台水沢VLBI観測所(奥州市)の本間希樹所長が29日、宮城県加美町賀美石小(児童85人)で出前講座を開いた。
 4月の撮影成功のニュースを聞いて感動した6年佐々木陽平君(12)が、本間所長に手紙を送ったことがきっかけで実現した。
 5、6年生27人が対象の講座で、本間所長はブラックホールを「重力が強すぎて、宇宙で一番速い光も一度入ったら二度と出てこられない」などと説明した。
 ブラックホールの輪郭を撮影した写真を示し「人類が約100年前から追い求めた疑問が、この1枚で解決した」と意義を強調した。
 児童は「銀河系をのみ込むことはあるの」「いつかはなくなるの」と質問して、興味津々だった。
 天文学者を目指す佐々木君は「宇宙への夢がますます広がり、一生の宝物になる時間だった。宇宙に興味がなかった人も面白いと感じてもらえたと思う」と笑顔で語った。


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2019年08月30日金曜日


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