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<入試のツボ>進路の方向性決める

◎大学受験・文理選択

 高校1年生は入学から約5カ月がたち、学校生活や学習内容にも慣れてきた頃だろう。これから待ち受ける最初のターニングポイントが「文理選択」だ。
 文理選択とは文学部や法学部、経済学部といった文系の学部を目指すか、理学部や工学部、医学部や薬学部といった理系の学部にするかという、進路の方向性を決める選択だ。
 重要なのは、できるだけ将来像から逆算して考えることだ。志望校や志望学部、なりたい職業、大学で学びたいこと、自分の興味関心などを書き出して先生や保護者に相談したり、自分で調べたりして、どちらを選択するかじっくり考えよう。
 逆に「数学が苦手だから文系」「生物が好きだから理系」などと、好き嫌いだけで安易に選ぶのはお勧めしない。一度決めたコースは、基本的に途中で変更できないからだ。
 文理選択と同時に、社会や理科の選択科目も決めるが、これが大学入試において大きな意味を持つ。表の通り、大学や学部によって入試科目の選択肢が異なるためだ。事前によく検討しないと、受験できる学校や学部の幅が狭まってしまう。
 科目選択では、まだ高校で履修していない科目が選択肢に入ることもある。その際は中学時代の勉強をイメージすると良い。理科は物理、化学、生物、地学の4科目あり、中学時代に一通り学んでいる。入試の選択科目として今後、長時間の対策をすることを考えれば、自分にとって「勉強のしやすさ」という観点も必要になる。
 高校1年で大学受験や将来を考えたり、決めたりするのは早いと思うかもしれないが、希望する進路を実現するには必要だ。家族や周りの人と相談して決断しよう。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2019年08月31日土曜日


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