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ネズミよけ祈願?3基並んだ猫の像紹介 七ヶ宿で「街道沿いの石の祈り」展

3基の猫の石像や石碑の実物大模型などが並ぶ会場
愛宕神社で猫の石像を調査する石黒専門員(右)と高橋館長=2018年12月

 東北地方でも珍しい3基並んだ猫の石像をはじめとした宮城県七ケ宿町内の石造文化財を紹介する企画展「七ケ宿街道沿いの石の祈り」が、町水と歴史の館で開かれている。29日まで。
 猫の石像は、同町滑津の愛宕神社の社殿近くにあった。企画展の期間中、一時的に移して展示している。
 背中を丸めて伏せたような2基は長さ約45センチ、幅約15センチ、高さ約20センチ。半分ほどの長さのもう1基は、間に挟まるように置かれていた。昨年12月、高橋正雄館長と村田町歴史みらい館の石黒伸一朗専門員が現地調査を行い、確認した。
 石黒専門員や高橋館長によると、像が作られた年代の記録は見つかっていない。地元で養蚕が盛んだった幕末から明治時代、繭の豊作やネズミよけ祈願で奉納されたとみられるという。
 企画展ではほかに庚申(こうしん)塔を道標にした「追分石」の実物大模型、火伏せの神として信仰される「弘海坊の墓」の写真パネルなど約40点を展示している。町内では約250基の石造文化財が確認されている。
 午前9時半〜午後4時半。月曜日と、祝日の翌日は休館。入館料は一般310円、高校生200円、小中学生100円。連絡先は同館0224(37)2739。


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2019年09月01日日曜日


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