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<マイナビ仙台>マラダ、劇的弾で華麗にデビュー「チームを助けられてうれしい」

仙台―INAC神戸 後半ロスタイム2分、ジョーダンマラダ(左)が決勝ゴールを挙げる

 新加入のジョーダンマラダが華麗なデビューを飾った。後半34分に途中出場し、終了間際に劇的な決勝弾。最下位と苦しむチームの救世主に名乗りを上げた。
 1−1の後半ロスタイム2分、左サイドからのパスを中央でフリーで受ける。敵陣の守備も手薄。「チャンスだ」。後ろに束ねた金髪を揺らしてゴール前までドリブルで持ち込む。GKのタイミングをずらすように弱めに右足を振り、ゴールネットを揺らした。「ハードワークで辛抱したチームを助けられてうれしい」。笑顔があふれた。
 LAギャラクシー(米国)から今夏移籍。自らの強みを「クリエーティブなプレー」と表現し、状況を見極めた独創的なパスやシュートを意識付けている。決勝ゴールの場面は、まさに自分の特長が生きた。
 仲間も引き立てた。粘り強い守備に加え、浜田、白木の2トップ以外も積極的に攻撃に加わり、相手にマークのずれを生じさせた。シュート8本はINAC神戸より上。歓喜のお膳立てはできていた。
 前半戦は総得点6とリーグワースト。前節まで3位のINAC神戸に攻撃でひけを取らずに勝ち点3を挙げたのは、夏の中断期間の的確な練習と補強で得た成果だ。最下位脱出から上位浮上へ。秋の反転攻勢は「また試合に出る機会をもらったら全力で戦う」と決意する背番号28が鍵を握る。(今愛理香)


2019年09月01日日曜日


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