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<ベガルタ>またも後半失速 降格圏すぐそこに・・・

鳥栖−仙台 後半38分、鳥栖・金崎の勝ち越しゴールを許し、悔しがるGKヤクブスウォビィク(左)ら仙台守備陣

 ホームで2度味わった「苦い後半」を、夏の終わりの九州でも味わった。仙台は3戦続けてリードを守り切れず、今度は逆転負け。今季10敗目と苦手なアウェーと合わせ、チームの課題が表れた。渡辺監督が「もったいない後半の45分間」と悔やむのも当然だ。
 1点リードで折り返し、迎えた後半に勢いを失った。鳥栖が開始から投入した小野、前線から左サイドに回ったクエンカへのマークがはっきりせず、セカンドボールを回収できない。ブロックを組んで耐えたが、次第に押し込まれる。
 「試合の中で早く修正したかった」と平岡。対応が遅れ、終盤に破綻した。32分に松下が自陣深くで相手を倒して痛恨のPKを献上。同点にされ、わずか6分後に人数を掛けた鳥栖の攻めで守備が決壊した。
 前半20分の道渕の先制弾までは良かった。ロングボールとスペースへのパスを使い分け、鳥栖のハイプレスをかわして前進。だが、2点目を決められなかったのが悔やまれる。33分にジャーメインが相手GKをかわして放ったシュートはゴールの左へそれた。ジャーメインは「前半で2、3点取れた試合」と責任を背負った。
 試合運びにも難が出たまま、リーグ戦の残りは1桁の9試合となった。「練習から意見をぶつけ合う場面が少ない。何となくやり過ごしていたら変われない」と渡辺監督。16位の鳥栖とは勝ち点差1。降格圏がすぐそこに迫っている。(原口靖志)


2019年09月01日日曜日


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