宮城のニュース

名取・閖上「さんま祭り」盛況 1週間遅れて秋の便りが到着 

サンマの炭火焼きを楽しむ来場者ら

 東日本大震災の津波被害を受けた宮城県名取市閖上のゆりあげ港朝市で1日、恒例の「さんま祭り」があり、秋の味覚を求める大勢の家族連れなどで早朝からにぎわった。
 ゆりあげ港朝市協同組合が北海道で水揚げされた生サンマ2000匹を用意し、午前6時から1人1匹ずつ無料で配った。来場者は炭火でこんがりと焼き、熱々を頬張った。多賀城市の無職佐藤勇喜雄さん(85)は「サンマを食べると秋が来たと感じる」と話した。
 祭りは今年で34回目。当初は8月25日の予定だったが、不漁で必要なサンマを確保できず、1週間延期となった。協同組合の桜井広行代表理事は「不漁で『サンマが簡単に食べられなくなる』という不安の声がある中、笑顔で食べてもらったのはうれしい。復興した閖上から元気を発信したい」と語った。


関連ページ: 宮城 経済

2019年09月02日月曜日


先頭に戻る