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防災の日 万が一備え意識高く 宮城県と大衡村が訓練、住民ら1500人参加

上空と地上で連携して消火に当たった訓練=宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地

 防災の日の1日、宮城県と大衡村は同村の第2仙台北部中核工業団地など5カ所で県総合防災訓練を実施した。地震や火災、大雨に伴う土砂崩れと内陸部で懸念される複合災害に備え、初動態勢や応急活動の要領を確かめ、関係機関や住民が防災意識を高めた。

 警察や消防、自衛隊、病院など約80の機関・団体、村の小中学校の全児童生徒や住民ら計約1500人が参加。県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が起き、村内で震度6弱を観測したとの想定の下、自らの身を守る避難行動や救急救護、倒壊家屋からの救出、ライフラインの復旧訓練などに取り組んだ。
 林野火災訓練ではヘリコプターが上空から、地上の消防隊がミキサー車から確保した消防用水を使って消火。土砂崩れに巻き込まれた人を救出し、がれきなどを除去して道路を開通させる訓練もあった。
 訓練統監を務めた村井嘉浩知事は「児童生徒の参加や福祉避難所の開設といった訓練の特徴が成果として表れた」と評価。萩原達雄村長は「備蓄や家具の転倒防止などを通じて安全確保を心掛け、災害に強い地域をつくろう」と呼び掛けた。


2019年09月02日月曜日


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