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世代超え孤食を防ごう 仙台・なないろの里でランチ会スタート 月1回開催

幅広い世代が交流する場を目指して始まったランチ会=8月31日、仙台市若林区なないろの里1丁目

 仙台市若林区なないろの里の複合施設アンダンチで8月31日、地域の幅広い世代が集うランチ会「だんらんちキッチン」が始まった。子どもや高齢者が1人で食事をする孤食を減らそうと、市内の福祉施設運営法人でつくるNPO法人「まちあす」が企画。毎月最後の土曜日に開き、世代を超えた交流の場にしていく。

 アンダンチは、サービス付き高齢者向け住宅「アンダンチレジデンス」に、飲食店、保育所などを併設している。さまざまな世代が行き交う施設の特長に着目したのがランチ会だ。
 31日にレジデンスであった初回は、親子や入居者約50人が地元の野菜をふんだんに使ったカレーライスやサラダを味わった。管理栄養士による食育講座やみそ造り体験もあった。
 近くに住む医師半田智之さん(31)は家族4人で参加。「子どもにとって、食を学ぶ貴重な機会になった」と振り返る。入居者の女性(91)は「静かに食べている普段と違い、にぎやかで良かった。次が楽しみ」と笑みを浮かべた。
 アンダンチを運営し、「まちあす」に参画する未来企画(若林区)が、孤食の増加を食い止める取り組みを発案。飲食店や農園の協力を得て実現にこぎ着けた。
 担当は、未来企画で就業体験に励む東北工業大4年大村文彩(ふみさ)さん(22)=岩沼市=。「継続して開催し、地域づくりを後押しする企画にしたい」と語った。
 参加費は大人300円、高校生以下100円。次回は9月28日に予定している。連絡先はレジデンス022(290)7291。


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2019年09月02日月曜日


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