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<B2仙台>金城、仙台でもう一花 琉球一筋34歳、覚悟の移籍「王者の精神」伝承誓う

B3岩手との練習試合でフローターシュートを放つ金城=8月20日、仙台市泉区の東北生活文化大高体育館

 バスケットボール男子、B2仙台に今季、B1琉球からスモールフォワードの金城が加入した。34歳はチーム最年長。「現役生活もそう長くない。覚悟を持って仙台に来た」。日本のプロバスケを背負ってきた経験を若いチームに示すつもりだ。
 8月20日に仙台市であったB3岩手との練習試合は18分の出場で10得点。相手の裏をかいてフリーになる動きや、守備のカバーの的確さが光った。「まずは仲間との争いに勝ち、先発をつかみたい」と意気込む。
 沖縄県出身。2007年、B1琉球の前身となるbj沖縄の創設メンバーとして入団。昨年まで12季所属し、主将を務めた「ミスターキングス」と呼ばれる存在だった。Bリーグ創設とともにチームには日本代表級の選手が加入。近年は出場機会が減った。「チームのためにやれることがなくなった」と移籍を決断した。
 複数のオファーがある中で仙台を選んだのは、bj沖縄で4季共に戦った桶谷監督の存在が大きい。「具体的な起用法まで示してくれたし、B1を目指す熱意が伝わった」と語る。
 桶谷監督が求めるのは「王者のメンタリティー(精神)」の伝承だ。琉球はbjリーグを4度制してきた。「勝者に必要な考え方を若手に教えてほしい」と望む。金城自身も役割はよく分かっている。「チームに必要なことは、たとえ厳しいことでもすぐに言葉に出す」と話す。(射浜大輔)


2019年09月03日火曜日


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