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豚コレラ、鳥インフルなどの防疫を協議 国際獣疫事務局が仙台で地域総会

仙台市で始まったOIEアジア・極東・太平洋地域総会

 国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)のアジア・極東・太平洋地域総会が3日、仙台市青葉区の仙台国際センターで始まった。アジア各地で感染が拡大するアフリカ豚コレラなど動物感染症への防疫対策を協議する。6日まで。
 アジアなど32カ国・地域の獣医師や政府担当者ら約140人が出席。豚コレラの予防、防御に向けた協力強化、高病原性鳥インフルエンザ、狂犬病といった人に感染する可能性がある伝染病対策、水産物の衛生管理を議題に話し合う。協議内容は勧告としてまとめる予定。
 OIEのモニーク・エロワ事務局長は「動物疾病は国境を越える。各国の懸念を聞き、他国の先行事例を情報交換することで世界的な防疫対策に生かす」と意気込みを語った。
 OIEは動物感染症の防疫対策と技術支援、動物・畜産物の貿易に関する国際基準の策定を行い、182カ国・地域が加盟する。
 地域総会の日本開催は1956年の東京以来、2度目。畜産業と水産業が盛んで、東日本大震災からの復興をアピールする目的で仙台市が開催地に選ばれた。開催中、出席者は宮城県の松島町や蔵王町を視察する。


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2019年09月04日水曜日


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