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仙台空港「運用時間延長で機能強化」 初の4者会議で認識一致

 仙台空港(宮城県名取、岩沼両市)の24時間化を含む運用時間延長を巡り、村井嘉浩宮城県知事と名取、岩沼両市長、仙台国際空港社長による初の4者会議が3日、県庁であり、時間延長が空港機能強化につながるとの認識で一致した。村井知事は騒音に対する地域住民の不安に配慮し、さらなる対策の検討を表明した。
 会議は非公開で行われた。県によると、村井知事は人口減少社会の到来を見据えた交流人口拡大に向け「格安航空会社(LCC)を中心とした新規路線誘致のため、機能強化を図る必要がある」と24時間化の意義を強調。実現に必要な地元同意に向け、両市に協力を要請した。
 山田司郎名取市長と菊地啓夫岩沼市長は、空港を活用した地域振興の重要性に理解を示す一方、「運用時間延長は地元の理解が前提であり、引き続き丁寧な説明と議論が必要だ」と指摘した。
 県は会議で、両市の地域づくりへの支援にも言及。深夜帯の離着陸回数制限といった騒音対策や住民説明会の内容を報告した。
 村井知事は会議終了後の取材に「市民や両市議会に厳しい意見があることを重く受け止める」と述べ、地元への説明を丁寧に進める意向を明らかにした。


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2019年09月04日水曜日


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