宮城のニュース

東北大大学院の入試漏えい疑惑 教員や学生から聴取

 東北大大学院農学研究科博士前期課程1次募集の入試の一部で再試験が行われた理由について、東北大は3日、生物産業創成科学専攻の入試で問題漏えいの疑いがあったと説明し、関係する教員や学生に聞き取り調査を行っていることを明らかにした。
 大学によると、8月20、21両日の入試の前に、受験予定の学部生から教員に対し「食品化学の試験問題が漏えいしている」旨の通報があった。全3問のうち、疑義があった2問を差し替えたが、試験終了後、差し替えなかった1問についても受験生から漏えいの疑いを指摘された。
 農学研究科として、入試全体の疑義が払拭(ふっしょく)できないと判断し、食品化学について再試験の実施を決定。9月2、3の両日、対象の16人が再び試験を受けた。
 東北大広報室は「早急に事実関係の調査を行い、しかるべき対応を取る」と説明している。
 農学研究科に在籍する学生の一人は「入試の信頼が損ねられた上に、遠方の受験生らにとって再試験の負担は大きかったと思う。しっかりと再発防止に取り組んでほしい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年09月04日水曜日


先頭に戻る