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<東京五輪・パラ>仙台市、事前合宿受け入れ 最大9競技の選手来仙

 仙台市は3日、2020年の東京パラリンピックで、イタリア代表チームの事前合宿の受け入れが決まったと発表した。出場権の獲得状況次第で最大9競技の選手が来仙し、合宿の合間に市民との交流事業を展開する。
 同国パラリンピック委員会のユリ・スターラ事務総長と郡和子市長が、9日に基本協定を締結する。
 イタリアは現時点で、床に尻を付けて競技するシッティングバレーボールの女子代表が出場権を獲得。水泳、陸上、卓球、車いすフェンシング、車いすテニス、バドミントン、テコンドー、パワーリフティングの8競技でも出場を目指す。
 事前合宿は20年8月中旬から下旬にかけ、バリアフリー化された宮城野体育館(宮城野区)を拠点に行われる計画。市は最大150人の選手、スタッフを受け入れる。
 市陸上競技場(宮城野区)海岸公園庭球場(同)青葉体育館(青葉区)県総合プール(宮城県利府町)も練習場所に使い、宿舎は市内のホテルを活用する。
 合宿や大会の期間中、選手たちが市内の学校を訪問し、パラ競技の体験会を開いたり、パラ競技に取り組む子どもに指導したりするなどの交流事業も検討している。
 市は16年、イタリア代表の事前合宿を誘致する前提となる「ホストタウン」に登録された。今年8月には大会を機にユニバーサルデザインのまちづくりを進める「共生社会ホストタウン」にもなった。
 郡市長は3日の定例記者会見で「ハード、ソフト両面で、障害のある人に優しいまちづくりが評価された」と合宿地に選ばれたことを歓迎し、「施設のバリアフリー環境がさらに進み、市民の障害への理解が進むことを期待する」と語った。


2019年09月04日水曜日


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