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大人も子どもも制作に参加、地元題材で手作り紙芝居 仙台・長町で7日にフェス 

リハーサルで台本を読み合わせる長町紙芝居一座のメンバー=8月31日

 地域の歴史などを手作りの紙芝居で伝える「仙台長町紙芝居フェスティバル」(実行委員会主催)が7日、仙台市太白区長町地区である。フェスティバル開催を発案し、2012年の開始当初から参加団体に名を連ねる長町紙芝居一座は、より多くの人に楽しんでもらおうと、今年は新作を用意し、本番に備えている。
 8回目となる今回は、劇団や環境関連のNPO法人など県内の11団体が参加。笹谷街道の商店など同地区の5カ所で、昔話をはじめ環境や防災などをテーマにした紙芝居を披露する。
 長町紙芝居一座は新作「蛸(たこ)薬師とひろちゃんの宿題」を上演する。地区に伝わる伝説を基にした作品で、長町の歴史を調べた小学生「ひろちゃん」が、大昔の津波でタコが長町に流れついたとされる「蛸薬師伝説」を近所の人から教えてもらうという物語だ。
 メンバーは4月から会合を重ね、物語の構成などを話し合ってきた。地元の小学生や高齢者もイラスト作りに参加した。
 本番を1週間後に控えた8月31日には、地区にある複合施設「たいはっくる」で最終リハーサルを実施。関係者12人が台本を読み合わせたり、小道具の使い方を確認したりした。
 当日、紙芝居を読み上げる川崎町の元保育士佐藤琴美さん(25)は「この紙芝居は皆さんと作ったもの。大人も子どもも楽しんでもらえたらいい」と言う。
 メンバーの多くはフェスティバルの企画や運営にも携わってきた。一座の座長を務める実行委事務局の田代奈穂子さん(51)は「当日は多くの紙芝居を回り楽しんでほしい。出演する仲間も募っている」と話す。
 午前10時半〜午後3時。雨天時の会場は、たいはっくるのみ。連絡先は実行委022(248)2591。


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2019年09月04日水曜日


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