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公用車で副町長があおり運転か 岩手・大槌 接近や蛇行否定も現金提供申し出る

 岩手県大槌町の沢舘和彦副町長(61)が公用車であおり運転をしたとして、町内の男性(46)とトラブルになっている。沢舘氏は3日に記者会見し、あおり運転の事実を否定。一方で現金を支払って解決しようとしたことを明らかにした。
 沢舘氏によると、7月31日、盛岡市での会議後、自ら公用車を運転して帰町した。翌8月1日、男性から町に対し、釜石花巻道路を走行中に前照灯をハイビームにして後方から接近され、蛇行を繰り返されたと苦情があった。
 沢舘氏は2日、町総務課長と男性の元を訪れ、ハイビームで走行したことを謝罪。異常接近や蛇行運転は否定したが言い争いになり、男性に腹を蹴られたという。その場で男性に20万円の支払いを申し出たが、総務課長に止められた。
 沢舘氏は釜石署に暴行の被害届を提出。後日、県警高速隊から「あおり運転で訴えが出ている」と町に連絡があった。
 会見で沢舘氏は「無理な接近や蛇行運転はしていない」と説明。公用車が復興支援で寄付された外国産で操作が不慣れだったとし、現金提供の申し出は「精神的に追い込まれての行動。間違いだった」と述べた。
 男性は「車は2〜3メートルの距離まで近づき蛇行を繰り返した」と反論。「帰らないので振り払おうとして足が当たってしまった」と釈明し、現金の支払い提案も「汚い金はもらえない」と自ら断ったという。


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2019年09月04日水曜日


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