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甘さは南国以上 福島産マンゴー、IoTで省力栽培

葛尾村で初収穫したマンゴーを味わう村の関係者ら

 東北大が福島県葛尾村の植物工場で栽培したマンゴーの収穫が始まった。3日は隣接する復興交流館で試食会もあり、訪れた約20人が取れたてのマンゴーを味わった。
 約50平方メートルのビニールハウスで栽培した「キーツ」と「アーウェン」を20個収穫した。宮崎県のブランド完熟マンゴーを超える糖度15度以上の果実もあり、試食会では参加者らが「甘くておいしい」「実がしっかりしている」などと感想を述べた。
 栽培は2棟のハウスで昨年11月に始まった。土の水分量に合わせて給水量を自動調整したり、タブレットで換気を遠隔操作したりするなど、IoT(モノのインターネット)技術を駆使したシステムを構築した。
 東北大大学院農学研究科の加藤一幾(かずひさ)准教授は「寒冷地の村で南国の果実を栽培するのは珍しい。村は東京電力福島第1原発事故で人口減が進んでいるため、人手のかからない農業のモデル確立を目指したい」と話した。


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2019年09月04日水曜日


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