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<いちおし土産>家庭の素朴な味再現

甘じょっぱい味付けがご飯に合う

◎気仙沼トキばあちゃんの手づくりかつお角煮/マルチ村上商店(気仙沼市)

 商品名の「トキばあちゃん」は、社長で2代目の村上祐一さん(62)の母とき子さん(90)に由来する。
 「子どもの頃に母が作ってくれた味そのものです」と村上さん。生鮮カツオ水揚げ日本一を誇る気仙沼市の家庭の味を再現した。
 気仙沼漁港に水揚げされたカツオのみを使用する。丁寧に処理したカツオをしょうゆやみりん、日本酒で甘じょっぱく味付け。ご飯のおかずにぴったりだ。
 東日本大震災の津波で本社は全壊した。2012年6月に再出発し、その年の冬にできた震災後初の新商品。とき子さんがお弁当に入れてくれたカツオの煮付けの味を選んだ。
 素朴な味付けが人気を呼び、主力商品に成長した。13年10月から首都圏の高級スーパー「成城石井」でも販売されるようになった。
 村上さんは「田舎の懐かしいおばあちゃんの味を届け続けたい」と意気込む。

[メモ]1袋140グラムで298円(税抜き)。梅味もある。気仙沼市魚市場前の観光施設「海の市」などで購入できる。気仙沼トキばあちゃんシリーズは、いずれも同価格の「味かつおぶし」「かつお梅煮」なども人気。連絡先は0226(23)1765。


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2019年09月05日木曜日


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