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DNA不一致の宮城産牛が52頭を出産 孫世代に影響拡大

 宮城県石巻市の獣医師が人工交配した宮城県産和牛のDNAが父牛と一致していない問題で、現時点で不一致が判明した30頭のうち繁殖用雌牛となった16頭が、少なくとも52頭産んでいたことが4日、分かった。うち13頭が繁殖用雌牛になっており、不一致だった牛の孫の世代にまで影響が拡大する可能性が高まった。
 DNAが一致しない繁殖用雌牛16頭は2007〜15年に誕生。07年に誕生した2頭が少なくともそれぞれ12頭、11頭を産むなど、子牛計52頭の存命が確認された。16頭中6頭が産んだ雌牛13頭は繁殖用になっていた。
 血統書に当たる6頭の子牛登記や登録証には父牛が県基幹種雄牛の「茂洋」「茂勝」、市場で人気の高い「安福久」などと記載されたが、実際は別の父牛だった。
 DNAが一致しない繁殖用雌牛から誕生した子牛については、全農県本部などが既に登録証の修正を始めている。
 県や全農県本部によると、獣医師の人工交配で生産され、存命が確認された258頭のうち、現時点で253頭の検査を終えている。県本部などが残る5頭のDNA検査を進めている。


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2019年09月05日木曜日


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