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トルコの教員ら仙台「荒浜小」など視察 東日本大震災の防災教育を学ぶ

震災前の荒浜地区の街並みを再現したジオラマを見学するトルコの教育関係者=仙台市若林区、震災遺構荒浜小

 東日本大震災の被災地の防災教育を学ぶため、トルコの政府関係者や教員らが4日、津波被害を受けた仙台市若林区の荒浜地区を訪れ、震災遺構「住宅基礎」「荒浜小」を視察した。
 一行はトルコ国民教育省の担当者と小中学校、高校の教員ら14人。住宅基礎を前に、宮城教育大の小田隆史准教授が住宅被害や住民の避難行動を説明した。
 荒浜小では、折れ曲がった2階ベランダの手すりをはじめとする津波の痕跡を見学。震災発生後、屋上に避難したことや、以前から学校と地域が一緒に防災訓練に取り組んできたことなどの教訓も学んだ。
 国民教育省のトゥバ・ギョクメノール大臣アドバイザーは「先生の正しい判断が児童の命を守った。トルコでは学校と地域合同の防災訓練を行っていないので今後、実施を検討したい」と述べた。
 一行は国際協力機構(JICA)の研修の一環で仙台市を訪れた。5、6日は市内の小中学校で防災教育の授業を視察する。


2019年09月05日木曜日


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