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作曲家 紺野陽吉の遺品の楽器修繕 遺作の旋律よみがえる 山形・15日演奏会

紺野陽吉
クラウドファンディング(CF)の募金で修繕された紺野のバイオリン

 太平洋戦争終結直後に旧満州で戦病死した山形県白鷹町出身の作曲家紺野陽吉(1913〜45年)の遺作の楽曲を披露する演奏会が15日、同町文化交流センター「あゆーむ」で開かれる。生家跡で昨年見つかった遺品のバイオリンが、クラウドファンディング(CF)で募った資金で修繕され、山形交響楽団のメンバーが旋律を再現する。
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 演奏会では、モーツァルトの「フルート四重奏曲第1番」と、紺野の遺作「弦楽二重奏曲」「弦楽三重奏曲」「木管三重奏曲」が披露される。
 曲の合間に、紺野の手書きの楽譜を1995年に発見し、世に広めた音楽評論家の小宮多美江氏がそのエピソードを語り、紺野の音楽性を解説する。
 紺野の遺品のバイオリンは名器ストラディバリウスのドイツ製コピーで、昨年5月、白鷹町の生家跡に残る土蔵から見つかった。
 あゆーむはバイオリンの修繕と演奏会開催を目指して今年3月から40日間、CFを行い、計51人から目標額80万円を上回る94万円を集めた。
 午後3時開演。演奏会は定員200人で、まだ50席ほどが空きがある。一般2500円(当日3000円)、高校生以下1500円(同2000円)で全席自由。連絡先はあゆーむ0238(85)9071。


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2019年09月05日木曜日


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