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県民会館建て替え、東北最大の文化拠点に 有識者会議で宮城県基本方針を了承

県民会館建て替えに向けた基本方針を了承した有識者会議

 仙台市青葉区にある東京エレクトロンホール宮城(県民会館)の建て替えの方向性を探る第4回有識者会議が5日、県庁であった。県は新県民会館を「東北最大の芸術文化拠点」と位置付ける基本方針を示し、出席委員6人が了承した。
 基本方針では音楽、演劇などに対応する2000人を収容可能な劇場型ホールを設け、イベントの誘致に注力する考えを盛り込んだ。文化施設に関わる人材の育成、県民が交流する場の提供も重視した。
 県は現時点で想定する施設概要を公表。ホールは主催者の意向に応じて席数を調整できるようにする。ホールとは別に、数百席を確保できる空間も整備し、幅広い需要に応える。
 会議では、有識者から「福祉、商業施設を組み合わせた複合型も考えられる」などの提案があった。仙台市が整備を検討する音楽ホールとの差別化も焦点だったが、異論はなかった。
 有識者会議は2月に設置され、5月の第3回会合で複数の県有地の中から宮城野区の仙台医療センター跡地を移転候補地に選んだ。県は今回示した基本方針を踏まえ、本年度中に基本構想をまとめる。
 県環境生活部の大森克之部長は「会議でさまざまな意見をもらった。利用団体の使い勝手も考慮し、構想をまとめたい」と述べた。


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2019年09月06日金曜日


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