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地域再生へ役割探る 石巻で地方紙フォーラム

地域再生とメディアをテーマに各地の事例を報告した地方紙フォーラム

 河北新報社など全国の地方紙12社が参加する「第16回地方紙フォーラムin石巻」が5日、2日間の日程で石巻市の石巻河北ビルで始まった。「地域再生とメディア〜人口減・ポスト五輪」をテーマに、各社の記者が最新事例や課題を報告した。
 12社でつくる「日本地方紙ネットワーク」主催。山陽新聞の大島望記者は、五輪の建設ラッシュに沸く東京に地元企業が拠点を移したり、保育士が好待遇にひかれ移り住んだりする東京一極集中の断面を紹介。「地方に体力があるうちに住民と危機感を共有する必要がある」と訴えた。
 山間地の限界集落に住み込み、実情をルポした新潟日報の長野清隆記者は「近くに住む集落出身者がにぎわいづくりに寄与していた。高齢化率などの数値だけでは集落の力は測れない」と語った。
 河北新報の関根梢記者は、31年ぶりに商業捕鯨を再開した石巻市鮎川の事例を報告。「鯨肉消費が低迷し、関連産業が衰退した。地域再生に結び付けるには新しい捕鯨の形を模索すべきだ」と述べた。
 6日は「人口減少社会の地域づくり」「地方の魅力 新たなる挑戦」をテーマに分科会がある。


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2019年09月06日金曜日


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