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五日市憲法の意義、映画で 栗原出身・千葉卓三郎ら私案 あす市内で無料上映会

 宮城県栗原市志波姫出身の自由民権思想家千葉卓三郎(1852〜83年)が携わった「五日市憲法草案」を題材とした短編映画「みんなの憲法」の無料上映会が7日午後1時半、栗原市築館の同市市民活動支援センターである。住民有志でつくる「栗原九条の会」が定期総会に合わせて企画した。
 映画は東京都羽村市の住民グループが、若い世代に憲法や政治に関心を持ってもらおうと製作し、今年6月に完成した。五日市憲法草案の内容や誕生の意義などを、千葉を交えたドラマ仕立てで描いた。全編約40分。
 千葉は仙台藩の下級武士の息子として栗原郡白幡村(現栗原市)で生まれた。自由民権運動が盛んだった東京都五日市町(現あきる野市)で教員を務めた。
 その時の仲間と1881(明治14)年に作成したのが五日市憲法草案。明治憲法発布に先立った民間の憲法私案の一つで、人権条項が充実した先進的な憲法案とされる。
 栗原九条の会の門伝仁会長は「栗原の先人が関わった憲法私案に興味のある方にぜひ見てもらいたい」と呼び掛ける。


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2019年09月06日金曜日


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