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横浜から横浜へ600キロ 風力発電でエネルギー供給

青森県横浜町から横浜市への電力供給開始を記念したセレモニー

 青森県横浜町は5日、町で作られる再生可能エネルギーを、直線で600キロ以上離れた横浜市の企業に供給するための開始式を町役場で開いた。横浜市の二酸化炭素排出ゼロに向けた取り組みに合わせ、町は供給をきっかけにした地域間交流の拡大を目指す。
 町が一部出資し昨年2月に稼働した雲雀(ひばり)平(だいら)風力発電(出力3万2200キロワット)の電気を供給する。いずれも横浜市の大川印刷、日本郵船氷川丸、横浜YMCAなど計6法人に、今月半ばから順次供給を始める。年間供給量は計189万キロワット時を見込む。
 雲雀平風力発電は発電した電気の全量を東北電力に売電しており、新電力のみんな電力(東京)が東北電から電気を買って6法人に供給する。発電所の発電量を30分単位で把握し、みんな電力がそれに見合った電力を購入する。
 横浜市は岩手県葛巻町や福島県郡山市など東北の12市町村とエネルギー受給に向けた連携協定を結んでいる。供給開始は横浜町が初めて。
 野坂充・横浜町長は「田舎で作ったエネルギーを大都市で活用してほしい。町のジャガイモを横浜スタジアムに、ナマコを中華街に売り込みたい」と話した。


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2019年09月06日金曜日


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