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「猫の目五輪相」次は誰? 鈴木氏処遇、内閣改造で注目

 大幅交代との観測がある11日の内閣改造を巡り、一部で注目されるのが「復興五輪」を推進する鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)の処遇だ。五輪相は全閣僚が留任した2017年の第4次安倍内閣発足を除き、改造のたびに目まぐるしく交代した。東京五輪・パラリンピックまで1年を切った。今回はどうなるのか。

 鈴木氏は今年4月、前任の桜田義孝氏が「復興以上に大事なのは議員」と発言し更迭されたことを受け再登板。安倍晋三首相は「復興五輪に強い思いを持っている。成功に導いてもらいたい」と説明した。
 鈴木氏の在任は通算1年7カ月で歴代五輪相=表=で最長。東日本大震災で被災した岩手県山田町出身で「被災地と五輪の距離を近づける」と強調してきた。最初の在任時には被災地が選手らと交流する「復興ありがとうホストタウン」制度を創設。選手村などで被災地産食材を活用することも働き掛ける。
 ある大会関係者は「大会準備の経緯をよく理解し、安定感がある。被災地に精通するのも強み」と手腕を評価する。一方、自民党内では「大会アピールのため知名度の高い人物を起用するのでは」「入閣待機組への配慮も働くはずだ」と臆測が飛び交う。
 鈴木氏は「改造でどうなるか分からない」としつつ「テロ対策や感染症対策など国が取り組むべき課題は多い。本番まで1年を切り、大切な時期に差し掛かっている」と話した。


2019年09月06日金曜日


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