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集団移転跡地の利活用事業 仙台市が4地区10区画で事業者を募集

 仙台市は今月下旬、東日本大震災に伴う防災集団移転跡地の利活用事業で、若林区荒浜など4地区10区画(3万7600平方メートル)の事業者を募集する。これまでに5地区31区画(43万7850平方メートル)で募り、面積の9割超を占める25区画(40万9660平方メートル)が決まった。3次募集の今回は新たに4区画(9410平方メートル)を追加し、多彩な事業提案を呼び掛ける。
 募集するのは南蒲生地区2区画(1490平方メートル)、新浜地区2区画(9300平方メートル)、荒浜地区3区画(2万2210平方メートル)、藤塚地区3区画(4600平方メートル)。井土地区は1次募集で全区画が埋まった。
 市はホームページに応募要領を掲載。今月24日〜10月7日に事業提案書を受け付ける。外部専門家を含む選定委員会が審査し、12月上旬に事業候補者を決定。市と覚書や協定を結び、詳細な事業計画書を策定して賃貸借契約を締結する。
 事業提案書などの提出期限を設けた募集は、今回が最後となる。3次募集で事業者が決定しなかった区画は常時募集とし、造成工事に対する支援は打ち切る。
 跡地利活用は2017年9月に1次募集を開始し、18年3月に11区画、同年9月に7区画、19年3月に7区画の事業者が決まった。
 新浜地区は市民団体のカントリーパーク新浜が、水田跡を水辺ビオトープなどに再生。荒浜地区はJR東日本グループの仙台ターミナルビル(仙台市)が、体験型観光果樹園を20年度にオープンさせる。藤塚地区では建設業の深松組(同)が21年秋、農園や温泉などの複合施設「アクアイグニス仙台」を整備する。
 市復興まちづくり課の担当者は「市の支援策は3次募集の終了後に縮小する。魅力的な事業提案を積極的にしてほしい」と話す。


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2019年09月07日土曜日


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