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<入試のツボ>分野偏らずに学習を

◎公立高教科別対策(4)理科

 理科は例年、実験、観察から多く出題される。受験生には初めて目にする問題もあり、丸暗記ではない理解が必要だ。実験についての考え方やそれぞれの工程の目的を、よく確かめながら学習しよう。
 大まかに、第1問は小問集合で、化学、生物、物理、地学の4分野から、それぞれ3問程度の小問が出題される。第1問の配点は100点満点中36点と、全体の3分の1を占める。基本的な知識や用語を正確に覚え、しっかり得点したい。
 第2問以降は各分野から1問ずつ出題され、各16点の配点となっている。
 化学分野では、気体、物質の性質を調べる実験問題がよく出る。19年は、化合物の質量の差を求める計算問題があり、難易度がやや高かった。よく出る分野の暗記はもとより、計算もしっかり練習しておきたい。
 生物分野は、光合成と呼吸、ヒトの体の働きなどが頻出される。
 物理分野は19年に作図や計算問題もあり、難しかった。対策としては、参考書などを用いて公式を使いこなす練習が効果的だ。
 地学分野は、正確な暗記が鍵となる。19年も、混同しやすい鉱物の名称など、完全解にたどり着きにくい問題が見受けられた。
 四つの分野にわたり多くの単元が展開される理科では、得意、不得意の偏りは、大きな失点リスクにつながる。各分野を満遍なく学習し、極端な苦手分野をつくらないように心掛けよう。学習計画を立てる際は「理科」とひとくくりにせず、分野ごとに時間を確保するのがお勧めだ。
 高校入試では、基礎知識の暗記に加え、数学的思考力や、図・グラフを読み取る読解力なども求められる。入試本番までおよそ半年。過去問題や模試を活用してさまざまな問題に触れ、実戦力を高めよう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)


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2019年09月07日土曜日


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