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盛岡・岩手公園PFI 市長「市民説明会開催を」

 盛岡市の谷藤裕明市長は6日、民間資金活用による社会資本整備(PFI)の手法で岩手公園(盛岡城跡公園)の芝生広場に商業施設を整備する事業計画「岩手公園PFI」について「(市民説明会を)開催すべきだ」との見解を示した。定例記者会見で述べた。

 岩手公園PFIを所管する都市整備部は、学識経験者や関係団体の代表で構成した懇話会に諮ることで市民合意としたい方針。説明会で反対意見が多く示された場合、民間の事業主体が事業計画から撤退する事態も懸念されるためだ。
 谷藤市長は、市民本意のまちづくりを重視する立場から「幅広く多くの方々の意見を聞くのは当然だ」との考えを表明した。
 北上川沿いの都市公園「木伏(きっぷし)緑地」では、岩手公園と同様にPFIの手法で整備した飲食店が10日に営業を始める。コンテナハウスを積み上げた施設には地元町内会などが「異様な建物群」と異議を唱え、市に撤去を申し入れている。
 これを受けて谷藤市長も「個人としては違った演出方法もあったのではないかと思う」と景観との不調和に不満を述べた。
 ただ「(整備を担った民間の)事業者を含めて選定委員会が承認したものに行政が指示をするのは行き過ぎ」と説明。事業者任せで公共空間の開発が進み、行政の指導や助言が制約される公園PFIの問題点を示唆した格好だ。


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2019年09月07日土曜日


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