宮城のニュース

<定禅寺ジャズフェス>初登場!南部神楽異彩放つ

抑揚ある謡と華麗な舞が観客を魅了した

 登米市石越町の長下田(なげた)神楽保存会が7日、南部神楽の団体として初めて定禅寺ストリートジャズフェスティバルに出演した。ジャズやロックなどが響いた仙台市中心部で、岩手県南や宮城県北の農村部に根付いた伝統の舞と調べが異彩を放った。
 保存会の会員9人が青葉区の西公園旧図書館跡地のステージで、南部神楽の演目「源義経一代記 金売り吉次三兄弟 鏡が宿の場」を披露した。
 伝説の金商人の吉次が商いで得た財宝を京から持ち帰る途中で盗賊に襲われ、牛若丸(義経)が助ける物語。太鼓や笛、かねの演奏に合わせ、能面をかぶった役者が謡や舞を演じ、大勢の観客から拍手が湧き起こった。
 泉区寺岡の広田進さん(74)は「ジャズフェスに神楽が出ると聞いて来た。何十年ぶりで素晴らしい神楽を見た。古里の秋祭りを思い出し、懐かしい気持ちになった」と話した。
 猪股一雄会長(68)は「多くのお客さんに見てもらい、とても気持ちがいい。来年もまた出たい」と意欲を燃やしていた。


関連ページ: 宮城 社会

2019年09月08日日曜日


先頭に戻る